
エヴァンゲリオン主題歌『残酷な天使のテーゼ』は、2種類のアナログレコード作品『Neon Genesis Evangelion』と『Evangelion Finally』に収録されています。
その2枚のレコードで、音質の比較をおこなってみました。
『残酷な天使のテーゼ』について
言わずと知れた「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌ですね。高橋洋子さんが歌っています。
1995に始まったテレビシリーズのエヴァで使われていました。
2021年に完結した劇場版シリーズでは宇多田ヒカルさんの曲が使われていましたが、今でもエヴァの代表的な1曲であると言えます。
”残酷”というダークな言葉が使われているタイトルとアップテンポな曲調の組み合わせがエヴァの世界観と合っていると思います。歌詞もよく読んで見ると、わかりにくいと言われるエヴァのストーリーをけっこうわかりやすく言葉で表現していたりします。
Wikiを見てみると膨大なバージョンが存在しますね。これら全てのバージョンの比較をしたらおもしろいかもしれませんが(笑)、今回はアナログレコードにしぼって比較をおこないます。
Neon Genesis Evangelion Original Soundtrack
1枚目のレコードはこちら。


テレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」の1枚目のオリジナルサウンドトラックです。
2015年にアナログ盤がリリースされました。
こちらのアナログカッティングは、LAのバーニーグランドマンマスタリングにて多くの名作を手がけてきたクリス・ベルマン氏がおこなっていて、音質にこだわっています。
レコード盤は厚みがあり色は黒です。私の手が写ってしまうくらい黒光りしています(笑)
ちなみにこちらに収録のバージョンは、Director’s Edit. Versionで間奏部分にギターが追加されています。
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Evangelion Finally
2枚目のレコードはこちら。


エヴァンゲリオンシリーズのボーカル楽曲を集めたコンピレーションアルバムです。
2020年にリリースされ、アナログ盤はアメリカのMilan Recordsからリリースされています。
盤の色はスプラッターブルーです。
すごくどうでもいいことですが、右の写真はこの記事を書いている間に夜になってしまったので照明のせいで色合いがちがっています。
レコード好きの間では、カラー盤は音がよくないなんて話がありますがどうなんでしょうか??
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音質比較
音源の音質比較のために動画を作成し、YouTubeにアップすることにしました。
PCに音源を取り込んだときのGarage Bandに表示された波形がこちらです。

↑『Neon Genesis Evangelion』収録の音源がこちら。

↑こちらが『Evangelion Finally 』に収録の音源の波形です。
こちらのほう細いかたちをしてるのがわかります。
私個人の感想ですが、はじめに聴いた印象は『Neon Genesis Evangelion』は音がよかったです。
その後に『Evangelion Finally 』を聴いたときの印象は、比べるとちょっとイマイチかなと正直思いました。
そして比較の動画がこちらです。それぞれ約1分ずつ再生されます。(Evangelion Finallyが先です。)
結論
結論は、どちらもよいです。
たしかに『Neon Genesis Evangelion』は音に広がりを感じられ”アナログカッティング”のよさがわかる感じがしました。
また『Evangelion Finally 』はカラー盤でありながらも悪くない音がしています。
ただ私自身、何回も聴いて比較してみましたが差はよくわかりませんでした。
要は、先入観なしで聴けばどちらもよいということなんじゃないかという結論にいたりました。
宇多田ヒカルさんの『One Last Kiss』の海外盤が出たらまた比較してみます(笑)
よければこちらもご覧ください


アナログレコードの音源の取り込み方法はこちらの記事で紹介しています。

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