レコードと一緒に遺されたものの話

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先日ユニオンで買ったJoni MitchellのLP。
Big Yellow Taxiが入ったやつです。

Joni MitchellのLP

自分はサンプリングしたJanetを先に聴いた世代です。

昔MTVで何回も見てたので超懐かしいです。
今はこのレコードが買えてうれしく思います。

帰って開くと、中にはもちろん歌詞カードなどが入っていました。

Joni MitchellのLP

底抜け防止の紙も入って丁寧なお仕事ですねと感心していると、マンガが入っていました。

中に入っていたマンガ

コンサートの半券や当時のチラシとかが入ってるのはよくある話で、後で買った人にとっては貴重なもので喜ばれるケースが多いことでしょう。

これもアーティストに関する思い出的なもので、Joni Mitchellの曲でも出てくる話なのかなと温かい気持ちで読んでみましたが、ただのエロマンガでした。

中に入っていたマンガ

このレコードの商品作りをした人は何を思ったんでしょうか?
ぱっと見エロマンガでも、さっき書いたような思い出的なものだとムリヤリ思ったんでしょうか。

それか、こういうのは一切捨てちゃいけないルールでもあるんでしょうか。
プライスカードのほうにコメントでなんか書いといてもおもしろかったかもしれません。

そのへんはなんでもいいですが、自分が気になるのは元の持ち主のほうです。
元の持ち主はレコードにオカズを隠していたわけですが、こうやってさらされているわけです。

忘れてしまって、もう思い出すこともないでしょうが。
むしろこの世にはもういないかもしれません。

それでもレコードは遺り、こうやって誰かの手に渡っているのです。
諸行無常と言いますが、遺るものは遺っちゃうので自分で整理しておくのがいいなと思いました。

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