ヤフオクで2026年10月に売られた高額レコード・CDのトップ100です。
今月はどんなレコード・CDが高額で売られたんでしょうか!!
過去のランキングはこちら。
・趣味でAIを使って調べたデータです。間違いがあったらごめんなさい。
・画像と出品タイトルから出品ページが見えるようにしています(リンク切れの場合あり)
レコード トップ500
2026年10月のYahoo!オークションの落札結果を、落札価格の高い順に100件掲載しています。見たい順位帯を開くと、画像付きの表が表示されます。スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
1位〜50位を見る
51位〜100位を見る
※オークファンの2026年10月落札結果(落札価格の高い順)から、1〜100位を掲載しています。広告枠は除外し、検索結果に含まれる商品は原則そのまま掲載しています。出品タイトルは検索結果で表示された文字列のため、末尾が途中で切れている場合があります。画像・出品タイトルをクリックすると、オークファンの商品詳細ページが開きます。画像やリンク先は時間の経過によって表示されなくなる場合があります。上記は上位100件の記録であり、市場全体の平均相場を示すものではありません。
2026年10月 ヤフオク高額レコードランキング総評
2026年10月のヤフオク高額レコードランキングは、 1位が700,000円、100位でも130,000円 という結果になりました。
今回集計した上位100件の落札総額は 24,823,047円。 平均落札価格は約248,230円、 中央値は200,000円でした。
10月はジャズのオリジナル盤が圧倒的な存在感を見せた一方で、 和ジャズ、ビートルズ、ピンク・フロイド、 自主制作盤、大量のレコードセットなども高額で落札されています。
特に注目したいのは、 前月より最高落札額が下がっているにもかかわらず、 50位や100位の落札価格が9月を上回っている ことです。
9月より高額ランキングの価格水準が上昇
まず、9月と10月の上位100件を比較してみましょう。
| 項目 | 9月 | 10月 |
|---|---|---|
| 1位 | 901,000円 | 700,000円 |
| 50位 | 178,000円 | 200,000円 |
| 100位 | 122,000円 | 130,000円 |
| 平均落札価格 | 約213,815円 | 約248,230円 |
| 落札総額 | 21,381,485円 | 24,823,047円 |
10月の最高落札額は9月より201,000円低くなりました。 しかし、50位は22,000円、100位は8,000円高くなっています。
上位100件の平均落札価格は、 9月の約213,815円から10月の約248,230円へ。 前月比で約16.1%の上昇となりました。
さらに、10月は51件が20万円以上で落札されています。 特別な1枚だけが突出したというより、 高額な落札がランキングの中ほどまで続いていることが分かります。
もちろん、これは高額落札上位100件に限った比較です。 レコード市場全体の価格が同じ割合で上昇したわけではありません。 それでも、毎月ランキングを追っていると、 高額盤の取引がどの価格帯まで広がっているのかが見えてきます。
Blue Noteのジャズ・オリジナル盤が上位を席巻
今月の上位では、Blue Noteを中心とする 1950〜60年代のジャズ・オリジナル盤が目立ちました。
ソニー・ロリンズ、リー・モーガン、 ハービー・ハンコック、デューク・ジョーダン、 ティナ・ブルックスなど、 ジャズ・ファンにはおなじみの名前が並んでいます。
- 2位 ソニー・ロリンズ Blue Note盤 ― 699,000円
- 3位 リー・モーガン『Candy』― 635,000円
- 8位 ハービー・ハンコック関連のオリジナル盤 ― 434,500円
- 9位 デューク・ジョーダン関連のオリジナル盤 ― 424,000円
- 11位 ティナ・ブルックス『True Blue』― 399,000円
- 20位 リー・モーガン『The Cooker』― 332,000円
ジャズのオリジナル盤は、 同じアルバムであってもプレス時期や仕様によって コレクターからの評価が異なります。
特にBlue Noteでは、 レーベルの住所表記、深溝の有無、 RVG刻印、いわゆる「耳」マークなど、 細かな仕様が盤の識別に使われています。
そうした違いを楽しみながら、 自分の求めるプレスを探すというのも、 ジャズ・レコード収集の大きな魅力なのでしょう。
面白いのは、リー・モーガン『Candy』が 今月のランキングに複数登場していることです。
3位の635,000円のほか、 13位には398,000円、 43位には235,000円で登場しています。
同じ作品名でも落札価格には大きな差があります。 今回の検索結果だけでは仕様や状態の違いを すべて確認できませんが、 レコードの価格を考える際には、 作品名だけでなく盤そのものの情報が重要 だと感じさせる例です。
1位は英国HMVのクラシック盤、70万円
今月の1位は、英国HMVのオリジナル盤 「ASD429」で、落札価格は 700,000円でした。
バッハやモーツァルトの協奏曲を収めた クラシックのレコードで、 出品タイトルには「オリジナル盤1G」と記されています。
クラシックの高額盤は、 ジャズやロックとは少し違った世界を持っています。 演奏家、録音、レーベル、初期プレスの仕様など、 複数の要素がコレクターの関心を集めます。
また、45位にはカール・シューリヒトによる ブルックナーの交響曲第9番の英国HMV盤が 230,000円で登場。 88位にも同曲の英国初期盤が 146,000円でランクインしました。
クラシックでは、同じ名演奏が後年何度も再発売されていても、 特定の初期プレスを探し続けるコレクターがいます。
音楽作品としての価値と、当時のレコードという 物としての価値。 この二つが重なっているところに、 高額なクラシック盤の面白さがありそうです。
和ジャズと自主制作盤も高額に
今月は日本のジャズや自主制作作品にも、 興味深い落札例がありました。
4位には宇佐美正一のファースト・アルバムが 501,000円で登場。 品番はFSL-5021で、出品タイトルでは 自主制作盤とされています。
さらに、稲垣次郎、高柳昌行、 村岡実などの和ジャズ関連作品も高額で落札されました。
- 4位 宇佐美正一 ファースト・アルバム ― 501,000円
- 18位 稲垣次郎+ソウル・ビッグ・メディア『真夏の夜のロック』見本盤 ― 350,000円
- 28位 2 TO 10『Saxophone Adventure』見本盤 ― 298,000円
- 40位 高柳昌行『ギター・エクスプレッション』関連盤 ― 249,980円
- 42位 村岡実とニュー・ディメンション・グループ関連盤 ― 236,000円
和ジャズは、近年の再発や海外からの注目によって、 以前より作品を知る機会が増えたジャンルの一つです。
しかし、音楽を聴けるようになることと、 当時のオリジナル盤を手に入れられることは別の話です。
初回発売時のレコード、 プロモーション用の見本盤、 限られた流通経路で販売された自主制作盤などは、 再発盤とは異なるコレクション対象になっています。
ビートルズ、KISS、ピンク・フロイドも健在
ジャズが目立った一方で、 ロックの希少盤も上位に多数登場しています。
6位にはKISS『The Best of KISS』関連盤が 476,000円で登場。 12位にも別の出品が398,000円で入りました。
ビートルズ関連では、 『Magical Mystery Tour』の国内盤が 423,000円で10位にランクイン。
7位にはコレクターズLPが444,500円、 30位には『Yesterday and Today』のUS盤が 286,670円で登場しています。
- 6位 KISS『The Best of KISS』関連盤 ― 476,000円
- 10位 The Beatles『Magical Mystery Tour』国内盤 ― 423,000円
- 27位 Pink Floyd『The Piper at the Gates of Dawn』UKオリジナル盤 ― 298,637円
- 32位 Pink Floydのプロモーション盤 ― 270,555円
- 46位 Nick Drake『Five Leaves Left』UKオリジナル盤 ― 226,364円
- 58位 U2『Boy』プロモーション盤 ― 189,000円
ビートルズやピンク・フロイドのように、 何度も再発され、音楽そのものは広く知られている作品でも、 特定のプレスや仕様に高い価格が付いています。
また、U2『Boy』のプロモーション盤のように、 1980年代以降の作品にも高額な例が見られます。
前月の総評でも触れましたが、 高額レコードというと1950〜70年代の希少盤を 思い浮かべがちです。 しかし、1980年代以降の作品にも、 限定仕様や流通の少ない盤など、 コレクターが注目するものがあります。
作品の古さだけでなく、その盤が どのような形で世に出たのか。 そこがますます重要になっているように感じます。
大量レコードセットが今月も高額
10月も、複数枚をまとめたレコードコレクションの 高額落札が目立ちました。
上位100件のうち、出品タイトルに 「セット」「まとめ」「BOX」「大量」などの 表記を含む商品は21件ありました。
特に目立ったのは、Blue NoteのジャズLPや、 帯付きのハードロック・ヘヴィーメタル、 和モノ・シティポップのコレクションです。
- 5位 Blue NoteのLP157枚セット ― 484,000円
- 14位 ハードロック/ヘヴィーメタル国内盤62枚セット ― 390,000円
- 16位 和モノ・シティポップ系LP257枚+3枚セット ― 385,000円
- 23位 ハードロック/ヘヴィーメタルLP60枚+12インチ4枚セット ― 308,000円
- 31位 Blue NoteのLP232枚セット ― 285,544円
レコードの大量セットは、 1枚ずつではなくコレクション全体に価格が付くため、 個別の希少盤とは異なる見方が必要です。
特にジャンルや年代がまとまったコレクションは、 収集する側にとって一度に多くの作品を揃えられる魅力があります。
ただし、セットの落札金額を単純に枚数で割っても、 それぞれのレコードの市場価値が分かるわけではありません。
中に含まれる希少盤や保存状態、 帯・付属品の有無などによって、 セット全体の評価は大きく変わる可能性があります。
オリジナル盤・見本盤・プロモ盤の価値
今回のランキングで特に印象的だったのは、 レコードの仕様を詳しく記載した出品が多いことです。
保存された商品タイトルを調べると、 「オリジナル」「Orig」「ORIGINAL」などの 表記が確認できた商品は36件ありました。
また、「見本」「プロモ」「PROMO」「非売品」 「サンプル」「白ラベル」などを含む商品は 8件でした。
これらは出品タイトル上の表記を数えたもので、 実際の盤の仕様を個別に鑑定した結果ではありません。
高額レコードで注目される主なポイント
- 初回プレス・オリジナル盤であること
- レーベルやマトリクスなどの製造仕様
- 見本盤・プロモーション盤・非売品であること
- 帯や解説書などの付属品が揃っていること
- 自主制作や限定流通の作品であること
- 盤やジャケットの保存状態
こうした仕様の違いは、 同じ音楽を聴くという目的だけで考えれば、 必ずしも重要ではないかもしれません。
しかしレコードを収集する人にとっては、 「いつ、どこで、どのように作られた盤なのか」 という情報そのものが魅力になります。
もちろん、オリジナル盤だから必ず高音質、 あるいは高額になるというわけではありません。
音楽としての評価と、コレクターズアイテムとしての評価は 必ずしも同じではない。 高額落札ランキングを見ると、 その違いがよく分かります。
高額レコードの主役は、まだまだ多彩
今回のランキングを見て感じたのは、 高額レコードの世界は特定のジャンルだけでは 語りきれないということです。
Blue Noteのジャズ・オリジナル盤、 英国HMVのクラシック盤、 日本の自主制作レコード、 和ジャズの見本盤、 ビートルズやピンク・フロイドの希少盤。
さらに、パンクやスピリチュアル・ジャズ、 レゲエ、ブラジル音楽など、 一般的なヒットチャートとは異なる世界の作品も 上位100件に含まれています。
例えば48位には、非売品と記された パンク/ハードコア関連のソノシートが 201,000円で登場しました。
また、68位には1986年の自主制作盤で 「200枚限定」と記されたレコードが 161,000円でランクインしています。
こうした作品は、 大きなレコード会社から発売されたヒット作とは 異なる理由でコレクターを惹きつけています。
まとめ:10月は高額盤の層の厚さが印象的
2026年10月の高額レコードランキングは、 ジャズのオリジナル盤を中心に、 クラシック、和ジャズ、ロック、自主制作盤、 大量コレクションなどが幅広く登場しました。
1位は700,000円。 そして100位でも130,000円という結果です。
特に興味深いのは、 9月より最高落札額が低かった一方で、 50位、100位、上位100件の平均落札価格が いずれも前月を上回ったことです。
今月の上位100件を見る限り、 高額レコードの取引は一部の突出した商品だけでなく、 さまざまな作品やコレクションに広がっています。
レコードブームが今後どのように変化するのかは、 まだ分かりません。 しかし、一般的な音楽ファンがレコードを買う市場と、 希少盤を探し続けるコレクターの市場は、 必ずしも同じ動きをするわけではありません。
音楽を楽しむためのレコードだけでなく、 作品の歴史やプレスの違いを楽しむためのレコード。 その両方が存在しているところに、 アナログレコードの奥深さがあるのでしょう。
今後も毎月のランキングを記録しながら、 高額レコードの世界がどのように変化していくのか、 引き続き注目していきたいと思います。
ランキングについて
大量セットやBOXのほか、SP盤、ソノシートなども 含まれています。
落札価格は各商品の取引記録であり、 レコード1枚ごとの一般的な相場や、 実際の決済成立・真贋を保証するものではありません。
また、商品タイトルに記載された「オリジナル」「限定」 「見本盤」などの仕様については、 すべてを個別に検証したものではありません。
9月との比較は両月の上位100件を対象としており、 レコード市場全体の価格動向を示すものではありません。
CD トップ500
2026年10月のYahoo!オークションのCDカテゴリ落札結果を、落札価格の高い順に100件掲載しています。見たい順位帯を開くと画像付きの表が表示されます。スマートフォンでは表を横にスクロールできます。
1位〜50位を見る
51位〜100位を見る
※オークファンの2026年10月・Yahoo!オークション「CD」カテゴリ検索結果(落札価格の高い順)から、1〜100位を掲載しています。広告枠は除外し、検索結果に含まれる商品はそのまま掲載しています。CDカテゴリにはCD以外の品(例:2位の尺八)も混在するため、「CDのみの厳密なランキング」とは異なります。出品タイトルは検索結果で表示された文字列のため、末尾が切れている場合があります。画像・出品タイトルをクリックすると、オークファンの商品詳細ページが開きます。画像やリンク先は時間の経過で表示されなくなる場合があります。価格は掲載された落札結果に基づき、実際の決済成立や真贋を保証するものではありません。上位100件の集計であり、市場全体の相場を示すものではありません。
2026年10月 ヤフオク高額CDランキング総評
2026年10月のヤフオク高額CDランキングは、これまでの月とはひと味違う結果になりました。
最高落札額は、上海アリス幻樂団『蓬莱人形』初版の2,200,000円。CD関連の出品で200万円を超える落札記録が登場し、強烈な存在感を放っています。
一方で、ランキングにはクラシックの希少盤、ロックやヘヴィーメタルのコレクション、アジアンポップス、ゲーム音楽、同人音楽など、幅広いジャンルの商品が並びました。
特に目立ったのは、数百枚から1,000枚以上のCDをまとめて販売する大型セットです。
今月は希少な1作品に付く高額な価格と、大量コレクション全体に付く価格という、二つの異なる取引の姿が見えるランキングになっています。
上位100件の落札価格を合計すると14,318,819円。平均落札価格は約143,188円でした。
ただし、今回のランキングにはCD以外の商品も含まれています。これらの数字は、オークファンの「CDカテゴリ」に掲載された上位100件の集計であり、CD単体の市場相場を示すものではありません。
9月との比較:最高額は大幅上昇、100位はやや低下
まず、前月の2026年9月と比較してみましょう。
| 項目 | 9月 | 10月 |
|---|---|---|
| 1位 | 332,100円 | 2,200,000円 |
| 50位 | 94,000円 | 97,000円 |
| 100位 | 74,000円 | 70,001円 |
| 中央値 | 93,000円 | 96,500円 |
| 平均落札価格 | 約115,038円 | 約143,188円 |
| 上位100件の合計 | 11,503,819円 | 14,318,819円 |
10月の平均落札価格は、9月と比較して約24.5%上昇しました。上位100件の落札総額も281万5,000円増えています。
しかし、この数字をそのまま「CDの価格が上がっている」と受け取ることはできません。
今月は1位の220万円という突出した落札だけで、上位100件の合計金額の約15.4%を占めています。さらに2位には、CDではなく尺八が675,157円でランクインしているためです。
価格帯ごとの件数を見ると、20万円以上の落札は9月の7件から10月は13件に増えました。一方、10万円以上の落札は47件から45件に減少しています。
50位は3,000円上昇したものの、100位は3,999円低下。中央値は3,500円の上昇にとどまりました。
高額落札の突出した商品と、それ以外の価格帯を分けて考えることが、今月のランキングを読み解くポイントになりそうです。
『蓬莱人形』初版が220万円――同人音楽CDの驚くべき落札記録
落札価格:2,200,000円
出品タイトル記載:2002年8月11日版/C62
今月の1位は、上海アリス幻樂団による音楽作品『蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise』でした。
『蓬莱人形』は、「東方Project」で知られるZUNによる音楽CDシリーズの第1作にあたります。
今回出品されたのは、2002年8月11日のコミックマーケット62で頒布された初版と記載された商品です。
この初版は、現在知られている再生産版とは異なるCD-R仕様。再生産版とはジャケットやディスクのデザイン、ブックレットに記載された物語の内容などにも違いがあります。
こうした違いは、単に音楽を聴くだけではなく、東方Projectの初期の歴史を収集する人にとって重要な意味を持つのでしょう。
面白いのは、一般的なレコードのオリジナル盤と似た構造が、同人音楽の世界にも存在していることです。
同じ作品の音楽を聴けても、当時頒布された初版そのものを所有することには、別の魅力があります。
ただし、今回の出品は入札1件で220万円という記録です。
この1件だけで、初版の一般的な取引価格が220万円と決まったわけではありません。保存状態や付属品、真贋、取引の成立状況なども含めて慎重に見る必要があります。
それでも、かつて同人イベントで頒布された音楽作品が、これほど高額な落札記録を残したという事実は印象的です。
高額CDの世界が、従来のロックやジャズ、クラシックだけに限られないことを示す、象徴的な出品となりました。
大型CDコレクションが続々登場――1,000枚超のセットも
今月のランキングで、『蓬莱人形』と並んで目立ったのが大量のCDをまとめた出品です。
上位100件の商品タイトルを調べると、「まとめ」「セット」「大量」のいずれかを含むものが55件ありました。
もちろん、すべてが数百枚規模のセットというわけではありませんが、全体の半数以上の商品タイトルにこれらの言葉が登場しています。
特に上位では、ジャンル別に整理された大規模コレクションが高額で落札されました。
-
4位:洋楽CD 1,200枚以上・15箱セット
落札価格:299,000円 -
5位:ハードロック/ヘヴィーメタルCD 900枚以上・10箱セット
落札価格:276,000円 -
8位:クラシックCD 1,700枚以上・20箱セット
落札価格:256,000円 -
31位:ジャズ中心の中古CD 400枚セット
落札価格:118,000円 -
68位:和モノ・J-POP CD 1,200枚以上・15箱セット
落札価格:84,000円
ロック、メタル、ジャズ、クラシック、J-POPと、コレクションのジャンルは実に多彩です。
こうした出品は、一般的な中古CDの単品販売とは性格が異なります。
購入する側には、一度にまとまった作品を揃えられる魅力があります。また、大量に仕入れて個別に販売することを想定した出品タイトルも見られます。
ただし、枚数が多いからといって、そのセットの落札額が必ず高くなるわけではありません。
例えば、4位の1,200枚以上セットは299,000円ですが、8位の1,700枚以上セットは256,000円でした。
収録作品の内容、人気ジャンル、状態、付属品などによって、コレクション全体の評価が変わる可能性があります。
今月も、CDを一度に数百枚、数千枚という規模で売買する市場の存在を実感させる結果となりました。
クラシックCD――希少なシリーズと大型全集が高額に
クラシックのCDも、10月のランキングでは強い存在感を見せています。
3位には、フランスのVOGUEレーベルによる14枚のCDセットが308,000円でランクインしました。
出品タイトルには、コーガン、シュタルケル、ナヴァラなどの演奏家の名前が並んでいます。
単なる楽曲の収録だけでなく、特定の演奏家やレーベルの録音を集めるという、クラシックならではのコレクションの楽しさがうかがえます。
このほかにも、興味深い商品が登場しました。
-
13位:アンセルメ『ロイヤル・バレエ・ガラ公演』関連CD
落札価格:201,000円 -
17位:カラヤン録音大全集 330CD
落札価格:156,000円 -
27位:フルトヴェングラー/ベートーヴェン交響曲第9番 関連盤
落札価格:132,050円 -
45位:リヒテル生誕100周年記念BOX
落札価格:100,000円 -
52位:ショルティ『VENICE』GOLD仕様CD
落札価格:96,000円
クラシックのCD市場では、特定の演奏や録音を求める人に加え、レーベル別のシリーズ、限定仕様、全集を揃えたい人など、さまざまな収集の楽しみ方があります。
また、CDはレコードと違い、初期に発売された盤や限定仕様だからといって、見た目だけで違いが分かるとは限りません。
品番、プレス時期、マスタリング、パッケージ、付属品など、細かな情報が盤を識別する手がかりになります。
ただし、今回のランキングだけで各商品の音質の優劣を判断することはできません。高額な取引を理解するには、録音の評価とコレクターズアイテムとしての評価を分けて考えることが大切でしょう。
アジアンポップス――テレサ・テンとジェイ・チョウに注目
9月のランキングでも印象に残ったアジアンポップス。10月も、注目すべき高額落札が確認できました。
特に目を引いたのが、6位に登場したテレサ・テン(鄧麗君)の『中國語歌唱大全集』関連商品です。
落札価格は275,824円。入札数は107件に達していました。
テレサ・テンは日本での活動でも広く知られていますが、中国語で歌われた楽曲や地域ごとの発売仕様にも注目するファンがいます。
今回の出品について、検索結果のタイトルだけでは収録内容や版の詳細を完全には確認できません。ただ、入札が数多く集まったことから、この出品に対する強い関心があったことは読み取れます。
さらに、台湾のアーティスト、ジェイ・チョウ(周杰倫)の関連作品も2件ランクインしました。
-
6位:テレサ・テン『中國語歌唱大全集』関連商品
落札価格:275,824円 -
25位:ジェイ・チョウ『Initial J』初回盤 CD+DVD
落札価格:137,000円 -
66位:ジェイ・チョウ『八度空間(エイト・ディメンションズ)』CD+DVD
落札価格:86,000円
ジェイ・チョウの『八度空間』は2002年のアルバムです。
興味深いことに、2026年にはジェイ・チョウのオリジナル・アルバムの日本盤リリース企画が続いています。10月21日にも『跨時代』『感嘆号』『Opus 12』の日本盤が発売されました。
こうして作品を聴く機会が広がる一方で、過去に発売された特定の初回盤や特殊仕様を求めるコレクションの世界も存在します。
今回の落札価格が日本盤の再発売と直接関係しているかどうかは分かりません。それでも、アジアンポップスが日本の中古CD市場で高額取引されていることは、引き続き注目したいポイントです。
初期プレスCDの価値――ピンク・フロイドとマドンナ
CDには、アナログレコードと同じように、初期プレスや特定仕様を集めるコレクターがいます。
今月は、その特徴がよく分かる出品がありました。
15位に登場したのは、ピンク・フロイド『炎~あなたがここにいてほしい』の日本盤CD。品番は35DP-4で、落札価格は198,000円です。
35DP-4は、1982年に日本で発売された初期のCDとして知られる品番です。初期仕様には金色がかったディスクや特有のマトリクス表記が見られ、コレクターによる細かな識別が行われています。
今回の出品タイトルには、35DP-4-1 1E2というマトリクス情報も記されていました。
同じ音源のアルバムが数多く再発されているにもかかわらず、こうした初期CDが高額になるところに、CDコレクションの奥深さがあります。
また、39位にはピンク・フロイド『ザ・ウォール』の初期日本盤CDが101,000円で登場しています。
47位には、マドンナ「ホリディ」の未開封・帯付きCDが99,999円でランクインしました。
CDはレコードよりも後に登場したメディアですが、すでに40年以上の歴史があります。
音楽を聴くための道具であると同時に、発売当時のパッケージや製造仕様を残す歴史的なアイテムとしての価値も生まれています。
16位には、松任谷由実の「紅雀~暁のシュプール」と題された非売品の出品も191,000円で登場しました。
こうした一般販売とは異なる流通の音楽商品も、コレクター市場では注目されることがあります。
ゲーム音楽・同人音楽――限られた流通の作品に高値
10月のCDランキングでは、ゲーム音楽や同人音楽に関係する出品も印象的でした。
1位の『蓬莱人形』に加え、29位にはSHARPNEL SOUNDの同人音楽作品『NO STYLE? NO POLICY!?』が129,800円で登場しています。
また、40位には『がんばれゴエモン ~でろでろ道中オバケてんこ盛り~』のオリジナル・ゲーム音楽CDが101,000円でランクイン。
65位には『星のカービィ ~夢の泉の物語~』関連のゲームBGMコレクションが86,000円で落札されました。
ゲーム音楽の場合、ゲーム本編は有名でも、当時発売されたサウンドトラックの流通状況は作品によって異なります。
また、同人音楽では、イベントで頒布された作品や、後年の再生産品とは異なる仕様などが収集の対象になることもあります。
41位には『制服カノジョ』シリーズのドラマCD23種類セットが100,000円で登場しました。
こうした作品を見ていると、CDの価値は音楽だけではなく、ゲームや作品世界への思い入れとも結びついていることが分かります。
現在でも作品を視聴する方法があるかどうかとは別に、当時発売・頒布された現物を所有したいという楽しみ方があるのでしょう。
ロック・ヘヴィーメタル――限定BOXとコレクター盤
ロックやヘヴィーメタル関連でも、まとまったCDセットだけでなく、コレクター向けの特殊な商品がランクインしています。
35位には、レッド・ツェッペリンのEMPRESS VALLEY関連商品が107,500円で登場。
48位にはTARANTURAの『Wreckage In Boston』5CDが98,888円、62位にもレッド・ツェッペリン関連のTARANTURA製14CDボックスが88,000円でランクインしています。
これらの出品は、通常のスタジオ・アルバムのCDとは異なり、ライブ音源や特殊なパッケージなどに注目するコレクター向けの商品として見る必要があります。
ただし、プライベート盤や非公式盤とされる商品については、正規発売商品とは区別して考えることが大切です。
さらに、59位にはフランク・ザッパのCD・DVD・Blu-rayを含む138枚のセットが89,000円で登場。
73位にはヴィジュアル系バンド、蜉蝣の『蜉蝣COMPLETE 1999-2007』が80,000円でランクインしています。
1970年代の大物ロック・アーティストだけでなく、1990〜2000年代の作品、限定ボックス、特殊な流通の商品なども含まれている点は興味深いところです。
CDの歴史が長くなるにつれて、コレクションの対象もさまざまな年代へ広がっていると考えられます。
ランキングを見るうえで注意したいこと
今月は、ランキングの集計方法についても一つ注意しておきたい点があります。
オークファンのCDカテゴリには、実際にはCDではない商品が一部含まれています。
例えば、2位には尺八が675,157円で登場しました。また、42位のマイケル・ジャクソン関連フィギュア、64位のゲーム用コントローラー、67位のトレーニング機器なども、今回の検索結果に含まれています。
33位には音楽作品の応募用シリアルナンバー券もランクインしていました。
今回のランキングは、出品時のカテゴリに基づくオークファンの検索結果をそのまま集計し、広告を除いて順位を掲載しています。
ランキング順位:オークファンのCDカテゴリに掲載された落札価格順の順位です。
落札価格:商品やセット単位の記録です。CD1枚の相場とは限りません。
商品情報:初版、限定盤、非売品、枚数などの仕様は出品タイトルに基づくもので、すべてを個別鑑定したものではありません。
そのため、今回の平均落札価格や最高額を「CD単体の相場」として扱うことはできません。
ただ、毎月同じカテゴリ・同じ集計条件で記録を続けることによって、どのような商品が高額落札ランキングに登場しているのかを比較することには意味があると考えています。
まとめ:220万円の初版と、大量コレクションが象徴した10月
2026年10月のCDランキングで、最も印象的だったのは上海アリス幻樂団『蓬莱人形』初版の220万円という落札記録でした。
同人イベントで頒布された作品が、年月を経て高額なコレクターズアイテムになっていることは、CDというメディアの面白さを改めて感じさせます。
一方で、1,000枚以上の大型セットや、クラシックの全集、ロックのコレクションなど、まとまった音楽ライブラリー全体の取引も目立ちました。
さらに、テレサ・テン、ジェイ・チョウ、ゲーム音楽、初期プレスCDなど、個別の作品や仕様に注目した高額落札も見られます。
10月のランキングは、CDの価値が一つの物差しでは測れないことをよく表した結果だったと言えるでしょう。
レコードにはレコードならではの収集の魅力がありますが、CDにも、初回プレス、限定仕様、非売品、イベント頒布盤、特殊なパッケージなど、奥深い世界が存在しています。
音楽を聴くという楽しみだけでなく、その作品がいつ、どのように発売され、どんな形で残されてきたのか。
そうした歴史を知ることで、何気なく見ていたCDも少し違った存在に見えてくるのではないでしょうか。
名古屋レコードでは、今後も毎月の落札ランキングを記録しながら、高額で取引される音楽作品の背景や、コレクター市場の変化を追いかけていきます。
集計方法と参考資料
対象:2026年10月1日~31日に落札された、Yahoo!オークションのCDカテゴリ掲載商品
集計:オークファンの落札価格順上位100件。広告は除外し、カテゴリ内に掲載された商品はCD以外を含めて集計しています。
統計:平均、中央値、合計、価格帯別件数は保存済みの100件のデータを集計。9月との比較も両月の上位100件を対象としています。
注意事項:複数枚セット、CD以外のメディア、音楽関連グッズ、楽器などが含まれます。また、落札記録は個別商品の一般的な相場、真贋、決済の完了を保証するものではありません。
参考リンク
おしらせ
今月はランキングは100位まで。
ランキングの中からのピックアップや限定レコード情報などはおやすみです。

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