夏休みを利用して、少し遠くの行ってみたかったレコード屋さんへ行ってきた。
三重県名張市にある、全国的にも珍しい校舎系レコ屋C&J RECORDS。
自分はYouTubeで知ったんですが、知らない方はまずはその動画を見てみるとどんな店かよくわかると思います。
埋め込みができなかったので、リンクを貼っておきます。
リンク:田中伊佐資と行く!! Record Shopパタパタ漫遊録 ㊾【三重 前編】〜廃校へ行く〜 (YouTube)
動画を見てそそられたポイントは、大量の在庫量と店主の好みはジャズ専門で他はあまり興味がないというところ。
これは、なにかいいものが見つかりそうな気がしてならなかった。
名阪国道を降り、名張方面へ向かう。
けっこうほんと、なにも無い道をただ進んでいく。
古民家のある、古きよき日本の田園風景みたいな感じが10km以上続く。
はじめは他の車が数台いたが、だんだん減っていき気づけば自分1台。
団地ゾーンがきてここかなと思ったら、さらに進んでさらに山奥へ。
えーこんなとこ??って思うくらいのところに、やっとあった。
先の動画では坂道の階段を使ってたけど、校舎の前あたりに駐車できた。
1Fはワイナリーだそう。コーヒーの焙煎をしているところもあるみたいだけど、見当たらなかった。
スリッパに履き替えて入校。
お店は2Fで、階段を登るとちょうど店主さんがいて迎えてくれました。
ちょっとお話しして、目当てのロック・ポップスの教室へ。
すごい量。
壁の棚に、ABC順で洋楽LP、あいおうえお順で邦楽LP(700円)。CDもあり。
中央の棚は、左から洋楽EP、主要アーティストの洋楽LPと邦楽LP(値段様々)、邦楽EP。新入荷枠もあり。
ちなみに冷房が効いていて快適。
洋楽のEPから掘っていく。
全部200円。テンション上がる。
内容は、ロック・ポップス系がほぼ国内盤で、たまに見本盤が混ざる感じ。
ちょっとだけギタポ系とハードコアが混ざってあって、レゲエ・R&B系は別で4列ぶんくらいあった。
有名なタイトルは何枚も並べられている。コメントやコンディションの記載はない。
ちなみに、電波がかなり弱くネットが使えないので、ディガーは己の勘と経験が試されます。
試聴はジャズの教室ですることができます。
続いて、中央のLPを見ていく。
アーティスト別で分けられている。
郷ひろみのいっぱいさがよくわかりました。
続いて、邦楽EPを見ようと思ったら、下に8cmCDがいっぱい。
こちらも200円。これは掘り出し物ありそうだった。
邦楽EPはほぼ歌謡曲で、主要アーティスト枠がある。
量もすごいので、気になるところだけパラパラと見た。
最後に、壁のLPとCDを見て終了。3時間掘って満足しました。
今回の収穫。
黄色いジャケのナーディーはシャーデー/アンテナ フォロワー。
DalidaとAl Stewartもいい曲。
8cmCDの新入荷に、洋楽が少しあったので2枚捕獲。
1枚はグリーティングカードCDというもので、安っぽさがすごいけど何気にクレプスキュール品。
裏にしれっとあのマークが。
封筒も2つ付いてる。しかしこの(レイアウトじゃなくて)デザインはアリなのか!?
ダンカン・ドゥも入って、いい選曲。こんなん贈ったらお洒落♡
このCDが今回1番うれしかった。
クラブ系の棚から、Akikoのロジャニコカバー500円。ノーナリーブス200円。有線プロモ100円。安い。
こんな感じでC&J RECORDSは、期待通りたくさんレコードがあって掘り出し物も出てくるいいお店だった。
メインのジャズは見てないのでわからないけど、たくさんあったのできっといいものがあると思う。
店主さんはジャズのコレクション整理で店をはじめたらしいけど、処分目的って感じじゃなくて、新譜のレコードも入れてるし、お茶を飲める休憩コーナーがあったり、まわりのレコードファンのことをよく考えて店をやってるんだなって思った。
ちょっと行きにくいところだけど、レコード好きの人はぜひ行ってほしい店だと思います。
たまにはこんなところに行って懐かしむのもいいと思います。
クレジットカードも利用できました。
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