引っ越してから半年以上が過ぎ、まだ車検証の住所変更をしていなかったので、ようやく重い腰を上げることに。
確か2ヶ月くらい前から少しずつ準備を進めていて、手続きをちょっとずつこなしていた。
先々週、警察署に車庫証明の申請に行ったら、窓口の受付時間を少し過ぎていて「また来てください」と言われるハメに。
翌週にあらためて行ったところ、今度は「あんた遅いんだよ」って感じの、やや呆れた対応をされた。
その場で書類をテキトーに書いたのも悪かったのか、窓口の人もちょっとキレ気味だった。
そんなイヤなこともありつつ、車庫証明の申請はなんとか通過。
朝イチで書類を受け取り(警察署で募金もした。レコ運のために。)、中川区の運輸局へ向かった。
前回の引っ越し時は小牧の運輸局に行き、死にたくなるほど面倒な思いをして以来、運輸局には正直いい印象がなかった。

でも今回は違った。
書類もスムーズに通り、窓口の人たちもふつうに親切で、昼前にはすべての手続きが完了。
よかった。
ちょうどお昼どき。今日のランチはすでに決めていたので、そのまま出発。
車を走らせていると、途中でブックオフを発見。
ちょうどトイレに行きたかったこともあり、立ち寄ることにした。

このブックオフでは、これまでに良いものが買えた試しがない。
だから本当は寄るつもりはなかった。

レコードコーナーへ行くと、ちょうど店員さんが新入荷と思われるLPを並べているところだった。
せっかくなので、気になっていたことを聞いてみた。
「EPって、100円のしかないですけど、ここにあるだけなんですか?」
「そうですね。全部100円で、ここにある分だけですね。今は。あ、あと明日は半額になりますよ」
親切に教えてくれたので、さらに聞いてみた。
「新しいの、入ってますか?」
「新しいものは特に分けて置いてないですね。棚全体のところどころに入っているので、宝探し感覚で見てみてください」
「そうですか、、ありがとうございます…(なんやねん)」
とても丁寧に対応してくれたのはありがたかった。
が、最後の “宝探し感覚で” という一言が、ちょっとイキった感じに聞こえておもろかった。
一旦トイレを済ませて、掘り始る。
宝探しか、こっちはプロですから。値札を見ればすぐにわかる。
いや、外のビニールの張り具合で、手に取った瞬間にだいたいわかる。
むしろ今ここにいるのは、脳内レコードセンサーが便意を通じておれに教えてくれたから。
おれにはお宝(※=新入荷)があるって最初から知っていたんだよ。わかるかい、お姉さん。

そして結局、100円EPコーナーには、100円じゃ買えなさそうなレコードが何枚も混ざっていた。
100円で100円じゃないレコをゲット、ディガーにとって一番うれしい瞬間。最高だ。
「宝探し感覚で」なんて、イキってたんじゃなくて確信犯だったんだね、あんた神店員だよ。
LPのほうもヤバかった。
ドアーズの1stに、ビートルズのUS盤が200円。安すぎるわ。

EPの中で、とくにうれしかったのがこの2枚。

石野陽子のデビューシングル。両面ともロックンロール歌謡でいい感じ。B面は自分の好み。
姉の石野真子はよく見かけるけど、妹のほうはあまり見ないよね。
『仮面ライダーBLACK』の主題歌。リアルタイムで観ていたので、これはかなり懐かしい一枚。
アレンジが現代的でかっこいい。あらためて聴くと、ボーカルの感じがちょっとルースターズっぽくもある。
かなり満足して、いい気分のままランチはラーメン(※=店名)へ。時間もなんとか間に合った。


並の豚マシ、トッピングはニンニクとアブラ。
ここのラーメンが一番うまいと思っていたが、この日はちょっとイマイチだった。
以前は完成された味という印象があったけれど、今回は少し薄く感じた。
周りの人はカラメにしていたし、今はそっちのほうが正解だったのかも。
それでも、十分おいしかった。
食後は、最近ブームの匠書店へ。

Google Mapでは匠書店となっていたが、到着してみるとまさかの綾波書店…。
入店してみたが、期待していた100円CDはまったくナシ。これは残念。
めげずに、近くのお宝倉庫へ。
店舗によってはレコードの取り扱いがあるのは知っている。
自分のこれまでの経験上、楽器の取り扱いがある店舗は、レコードも扱っている傾向がある。
この店も、そのパターンだといいんだけど。

やはりあった。


ここは基本的に、ほぼ1000円均一。一部のメジャーどころだけ、少し高めの値札がつけられていた。
商品加工は一切されておらず、中古のビニールカバーに値札が直貼り。
レコードへの知識や配慮が感じられない。とはいえ、最近のブームを考えれば、まぁそんなもんかとも思える。
が、それ以上に気になったのが、陳列の雑さ。
棚の中はぐちゃぐちゃで、レコードへの愛がまったく感じられなかったのは本当に残念だった。
メンタルがデリケートなレコード愛好家が見たら、軽く気が狂うレベル。
ここってジャンクショップじゃないんだよね?他のジャンルの商品も、こんな扱いなのかな??
かなり幻滅しながらも、パラパラとチェックしていくと意外なことに、和モノ系のレコードが出てきた。

初めて見るレコードもあって、一瞬テンションが上がる。
「おっ」と思ったものの、冷静になってみるとやっぱり1000円ではちょっとほしくないな、という気分に。
状態を確認すると、盤のコンディションもイマイチだったのでやめておいた。

カセットも少しだけ置いてあった。
CDもあったが埃をかぶっていて、長いあいだ放置されている様子。ここはダメだね。
その後、栄〜大須方面をぐるっと回って、〆はやっぱりここで決まり。


100円CDがずらっと並んでいて、テンションが上がる。が、結局は何も見つからず。
気になったやつに限って、中身が違っているという100円CDあるあるを体験して終了。
翌日ジムからのロピアで焼肉のタレを買ってからの、Take me 匠。


ここは少し前にも来た場所で、今回は新入荷のチェックが目的。予想どおり、新しい入荷はなかった。

っていうか、匠書店って、どんだけあるんだよ(笑)。

買取王子の箱発見!やはりここから流れてきているようだ。

新入荷したばかり!

気づくと、何気にレコードがあるじゃないか!!

都市伝説じゃなかった(笑)。
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